対抗系とは、居飛車が振り飛車に対して戦う形のことです。急戦で一気に攻めるか、穴熊などの持久戦でじっくり戦うか、大きく2つの方針があります。ここでは対振り飛車の基本から応用まで、段階的に学べるようにまとめました。
目次
対振り飛車の基本を知ろう
対振り飛車の基本、最初の駒組み
【図1-1 対振り飛車の基本形】
まずは対振り飛車の基本的な駒組みを覚えましょう。舟囲いに組むのが対振り飛車の基本です。ここから急戦で攻めるか、穴熊に組み替えるかを選びます。
急戦で振り飛車を攻略しよう
舟囲いに組んだら、そのまま急戦で攻めていく戦い方を見ていきましょう。初心者には棒銀がおすすめです。
対振り棒銀
【図2-1 対振り棒銀】
四間飛車に対する棒銀は最もシンプルな急戦策です。銀を繰り出して飛車と連携し、一気に攻め込む狙いを解説しています。
対振り斜め棒銀 ▲4六銀左急戦
【図2-2 斜め棒銀】
棒銀よりも高度な急戦策が斜め棒銀(▲4六銀左急戦)です。銀を斜めに繰り出し、角と連携した攻めを狙います。
vs四間飛車 4五歩早仕掛け
【図2-3 4五歩早仕掛け】
ノーマル四間飛車に対する代表的な急戦策「4五歩早仕掛け」の定跡を解説しています。歩をぶつけて一気に戦いを起こします。
elmo囲い急戦
【図2-4 elmo囲い】
コンピュータ将棋発の新しい囲い「elmo囲い」を使った急戦策です。舟囲いより固い囲いから3つの攻め筋を狙えます。
vs四間飛車 ポンポン桂(富沢キック)
【図2-5 ポンポン桂】
四間飛車に対する奇襲戦法「ポンポン桂(富沢キック)」の指し方を解説しています。桂馬をポンポンと跳ねて一気に攻め込みます。
持久戦で振り飛車と戦おう
急戦ではなく、しっかり囲ってからじっくり戦う持久戦の戦い方を見ていきましょう。
対振り持久戦 居飛車穴熊
【図3-1 居飛車穴熊】
対振り飛車の持久戦で最も有力なのが居飛車穴熊です。最強クラスの囲いで守りを固めてから攻める戦い方を解説しています。
対振り持久戦 ミレニアム囲い(トーチカ)
【図3-2 ミレニアム囲い】
藤井システム対策として生まれたミレニアム囲い(トーチカ)の組み方を解説しています。穴熊とは違った堅さが魅力の持久戦です。
特定の振り飛車への対策
ゴキゲン中飛車、早石田、石田流、角交換四間飛車など、特定の振り飛車に対する対策を見ていきましょう。
vsゴキゲン中飛車 超速2枚銀
【図4-1 超速2枚銀】
ゴキゲン中飛車に対する有力な対策「超速▲3七銀からの2枚銀」の駒組みと攻め筋を解説しています。
vs早石田 △4五角からの乱戦
【図4-2 vs早石田】
早石田の奇襲に対して角交換から△4五角と打つ乱戦での対策手順を解説しています。
vs石田流 棒金戦法
【図4-3 棒金戦法】
石田流三間飛車に対する対策「棒金戦法」の手順を解説しています。金を繰り出して石田流の飛車を圧迫します。
vs角交換四間飛車 4七銀型
【図4-4 vs角交換四間飛車】
角交換四間飛車の逆棒銀に対して▲4七銀型で対抗する手順を解説しています。