キャラクターイラスト:さゆ吉様
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目次
囲いってなに?どんな意味があるの?
囲いは自分の王様を守る城!将棋上達には必須
将棋の囲いとは、自分の王様を守る城のようなものです。金や銀を王様に近づけて、取られないように守ります。将棋中級者以上の方のほとんどは何らかの囲いを使いこなしていて、ある程度の強さを身に着けるには囲いを知ることは必須です。
初心者は何から覚えればいいの?
初心者のうちは、たくさんの囲いを覚える必要はなく、1つか2つ覚えておけば十分です。以下の記事では初心者にオススメの囲いを紹介しています。
相居飛車で使われる囲い
矢倉囲い系
「矢倉囲い」は相居飛車で使われる最も基本的な囲いです。居飛車を指す方ならまずはこの囲いを覚えるようにしましょう。組むのに手数はかかりますが、上からの攻めに対してはかなり強靭な囲いです。
中住まい系
相掛かりや横歩取りでは、「中住まい」という囲いがよく使われます。堅さよりもバランスを重視した構えで、横歩取りや相掛かりのような激しく攻め合う将棋との相性が良いです。
対振り飛車で使われる囲い
舟囲い系
「舟囲い」は対振り飛車で使われる最も基本的な囲いです。この囲いのまま急戦を仕掛けたり、囲いを発展させて左美濃や居飛車穴熊を目指すこともできます。
左美濃系
図2-2は美濃囲いを反転させたような囲いで、「左美濃囲い」と呼ばれます。対振り飛車で使われる囲いで、横からの攻めに強いのが特徴です。左美濃には様々なバリエーションがあり、相手の戦型によって使い分けていきます。
居飛車穴熊系
「居飛車穴熊」は対振り飛車で使われる囲いで、手数がかかる代わりにかなりの堅さを誇っています。穴熊にも様々なバリエーションがあり、うまく使い分けることが大切です。
振り飛車で使われる囲い
美濃囲い系
振り飛車で使われる囲いと言えば「美濃囲い」が定番です。美濃囲いは少ない手数で囲えるうえにしっかり堅いのが特徴で、さらに手数をかけて発展させていくことも可能です。
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相振り飛車で使われる囲い
金無双など
相振り飛車では、特有の囲いが使われることがあります。図4-1はその一例で「金無双」という囲いです。アマチュアでは相振り飛車が多く指されるため、相振り飛車の囲いを知っておくと相手に一歩差をつけられるでしょう。
その他マイナーな囲い
将棋には上記のどれにも分類できない変わった囲いがあります。図5-1はその一例で「アヒル囲い」という囲いです。相手の知らないマイナーな囲いを使いこなせば、こちらの土俵で勝負することができます。
まとめ
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