詰将棋、必至、寄せ

初級者向け、3手詰の問題①

投稿日: 04/22/2019 更新日:

歩美
詰将棋って難しいですよね…。1手詰めなら簡単に解けますが、3手詰めになると一気に解けなくなってしまいます…
香介
詰将棋を解くコツは、詰みの形を知っておくことなんだ!たくさんの詰みのパターンを覚えておけば、今まで解けなかったような詰将棋がスラスラ解けるようになるよ!

みなさんは詰将棋は得意ですか?将棋が好きでも、詰将棋には苦手意識があるという方も多いのではないでしょうか?詰将棋のコツは詰みのパターンをたくさん知っておくことで、あらかじめ詰みの形をイメージしながら問題を解けば、難しい問題でもあっさり解けてしまうこともあるんです。今回の記事では、詰みの頻出パターンを紹介し、実際の詰将棋の問題で復習していきます。

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詰みの基本は頭金

頭金の基本形

テーマ図

【図1-1 頭金の基本形】

【図1-1 頭金の基本形】

まずは詰みの基本の頭金です。相手玉の頭に金が1枚あるだけでいきなり詰みの形になってしまいます。この形は実戦でもよく見るので、必ずマスターしておきましょう。

歩美
この形は私でも知っています!
【図1-2 後ろで銀が控えている】

【図1-2 後ろで銀が控えている】

図1-2のようなパターンも頻出です。相手玉が後ろに逃げようとしても、銀がよく利いていて詰んでいます。意外と見落としがちな詰みの形なので要注意です。

【図1-3 銀を使った詰み】

【図1-3 銀を使った詰み】

頭金ではありませんが、図1-3のような銀を使ったパターンもセットで覚えてしまいましょう。相手玉がナナメに逃げようとしても後ろの銀がしっかり利いています。

香介
3つの詰みのパターンが分かったかな?どの形も実戦で頻出の詰み形だから、しっかり覚えておこう!

例題の3手詰めにチャレンジ

【問題1-1】

【問題1-1】

解答

▲5三銀、△4一玉、▲4二金 まで

【解答図は▲4二金まで】

【解答図は▲4二金まで】

解説

【失敗図は△3二玉まで】

初手は銀から使い金を残すのがポイントで、見事頭金で詰めあがることができます。頭金のパターンに限らず、詰将棋は金を最後に使うとうまくいくことが多いので覚えておきましょう!

なお初手に金を使ってしまった場合、▲5三金 △4一玉 ▲4二銀 △3二玉とナナメ上に逃げられてしまいます。

 

【問題1-2】

【問題1-2】

解答

▲3一銀、△同玉、▲3二金まで

【解答図は▲3二金まで】

【解答図は▲3二金まで】

解説
【途中図は▲3一銀まで】

【途中図は▲3一銀まで】

初手に▲3一銀とタダで取られる場所に打つのがポイント。この銀を同玉と取ってしまうと▲3二金と頭金で詰んでしまいます。このように駒をタダで捨てて相手玉を危険地帯に誘い出すのも詰将棋のコツの一つです。

 

一間龍での詰みのパターン

一間龍の基本形

テーマ図

【図2-1 一間龍の基本図】

【図2-1 一間龍の基本図】

次は一間龍(いっけんりゅう)という形で、これも実戦で頻出するパターンです。玉と龍が1マス空いた状態のことを一間龍といい、図2-1のように金と組み合わせることで詰みの形となります。

歩美
これで詰んでるんですか!?相手に金を取られちゃいそうですけど…
【図2-2 金を取られても龍の利きがある】

【図2-2 金を取られても龍の利きがある】

図2-1からもしも△2三金と金を取られても、今度は龍の利きが相手玉に直通しているのことに注目してみてください。これが一間龍の詰みのポイントです。

香介
一間龍も実戦では本当によく出てくるよ!詰みの感覚を体に覚えさせよう!

 

例題の3手詰めにチャレンジ

【問題2-1】

【問題2-1】

解答

▲2三飛成、△2二金、▲3二金まで

【解答図は▲3二金まで】

【解答図は▲3二金まで】

解説
【失敗図は△1二玉まで】

【失敗図は△1二玉まで】

初手を▲2三龍とするか▲4一龍とするか迷われたかもしれません。▲4一龍としてしまうと、△3一金 ▲3二金 △1二玉と逃げられてしまいます。正確な読みで確実に詰ませましょう。

 

【問題2-2】

【問題2-2】

解答

▲2四桂、△同歩、▲2三銀まで

【解答図は▲2三銀まで】

【解答図は▲2三銀まで】

解説
【途中図は▲2四桂まで】

【途中図は▲2四桂まで】

実戦でこの局面となったら龍を逃がしてしまうという人も多いのではないでしょうか?龍が取られそうになっても手拍子で逃げるのではなく、ほかに良い手がないか探す癖を付けましょう。

初手の▲2四桂は歩頭の桂と呼ばれる手筋で、同歩と取らせることで銀を打つスペースを作っています。この手筋を使いこなせると確実に終盤力がアップしますので、ぜひマスターしましょう。

 

 

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馬と金を使った詰みの形

馬と金を使った詰みの基本形

テーマ図

【図3-1 馬と金の詰み形】

【図3-1 馬と金の詰み形】

最後は馬と金を使った詰み形です。意外と気が付きにくい形ですが、図3-1でしっかり詰んでいることを確認してみて下しさい。

歩美
これで詰んでるんですね!実戦だったら見逃してしまいそうです!
【図3-2 相手玉が上にいるパターン】

【図3-2 相手玉が上にいるパターン】

図3-1を少し変形させた図3-2でも詰んでいます。馬がよく利いていて相手玉に逃げ道がありません。

【図3-3 飛車を使ったパターン】

【図3-3 飛車を使ったパターン】

また、金の代わりに飛車を使っているパターンもあります。盤上の駒が少ないですが、これでもしっかり詰んでいるのがわかりますか?

香介
最後は少し難しい問題にチャレンジだ!どれも3手詰めだよ!

 

例題の3手詰めにチャレンジ

【問題3-1】

【問題3-1】

解答

▲2三桂、△4一玉、▲5一金まで

【解答図は▲5一金まで】

【解答図は▲5一金まで】

解説
【参考図は▲3二金まで】

【参考図は▲3二金まで】

馬と金の協力で詰めあがりました。なお2手目で△同金と桂馬を取られた場合は▲3二金の頭金で詰みとなります。

 

【問題3-2】

【問題3-2】

解答

▲3三角成、△1二玉、▲1一金まで

【解答図は▲1一金まで】

【解答図は▲1一金まで】

解説
【参考図は▲3四金まで】

【参考図は▲3四金まで】

最後は少し難しかったかもしれません。初手は▲3三馬とタダで取られてしまいそうなところに打つのがポイントです。もし2手目で△同玉と取られた場合は▲3四金の頭金までとなります。銀で逃げ道をふさいだ頭金は図1-2で解説した通りです。覚えていましたか?

香介
これで全部の問題が終わりだよ!最後の2問はちょっと難しかったかもね。

 

まとめ

香介
今回は3手詰めのコツとして、3つの詰みのパターンを紹介したよ!

POINT

  1. 頭金
  2. 一間龍
  3. 馬と金の詰み
歩美
いろんな詰み形を実戦で使いこなせるように頑張ります!

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