今回の記事では、将棋ウォーズ初段になるために必要な勉強について解説していきます。
目次
初段ってどれくらい強い?なるまでにかかる年数は?
将棋ウォーズ初段の強さは?
将棋初段というと、なんだかとても強い人のようなイメージを持たれる方も多いと思います。しかし、初段というのは基本をしっかりと押さえていれば到達できる棋力です。プロの最新の棋譜をじっくり研究したり、毎日道場に通い詰めるなんてことはしなくても、だれでも将棋初段の実力を身に着けることができるのです!
ただし将棋には幅広い戦略や局面があり、これらの基本をしっかりとマスターするのは簡単ではないというのも事実です。やはりアマチュアの将棋指しにとっては初段というのは一つの目標になるでしょう。
なお、将棋ウォーズの初段の強さについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
将棋ウォーズ初段になるまでにかかる年数は?
初段になるまでにかかる年数は、もちろんのことながら人によって大きく異なります。将来プロになれるような才能のある人なら将棋を初めて数か月で初段になってしまうこともあります。逆に十年以上将棋を指しているけど初段になれないという人も一定数いるのも事実です。一般的には、日ごろからコツコツ勉強を続けていれば、2~3年程度で初段になれるでしょう。
将棋の勉強法について解説している棋書
「初段になるための将棋勉強法」と「将棋『初段になれるかな』会議」は将棋初段になるために必要な勉強の仕方や、将棋の考え方を解説しているちょっと珍しいタイプの本です。「初段になるための将棋勉強法」は、プロ棋士の浦野先生が初心者がアマ初段になるために必要な学習量を分かりやすく解説しています。「将棋初段になれるかな会議」プロ棋士とアマチュアの対談形式で書かれた新書です。将棋を始めたばかりの初心者の方でもわかりやすい一冊になっています。
将棋初段の壁を突破するためには?
- 得意戦法を磨く
- 苦手な戦型の対策
- 手筋を覚える
- 詰将棋で終盤力
得意戦法を磨こう!
将棋ウォーズ初段の実力者は、必ずと言っていいほど得意戦法を持っています。もしすでに自分の得意戦法があるのなら、その戦法をじっくり勉強するのが上達の近道でしょう。
苦手な戦法の対策をしよう!
得意戦法を磨くのはもちろんですが、苦手な戦法への対策も必須です。特に早石田やゴキゲン中飛車、右四間飛車といった攻撃的な戦法を指されるのが苦手な級位者は多くいると思います。こうした苦手戦法を相手にしても、序盤で敗着にならないような対策をしておきましょう。
中盤は手筋を覚えよう!
基本的な手筋を覚えておくことで、中盤~終盤の際どい局面で手が見えるようになっていきます。このブログでも、初段になるために覚えておきたい手筋をまとめてあります。
詰将棋は3手が解ければ十分!
詰将棋は、3手詰めレベルを確実にマスターできれば良いでしょう。実戦で3手詰めの局面なら一瞬で見れるようになれば終盤力はかなりものだと思います。特に相手玉だけでなく自玉の詰みも見れるようになるのが大切です。
強くなるには?将棋上達の勉強法
得意戦法は定跡書で勉強する
得意戦法を勉強するときは、定跡書を買ってじっくりと読むんで勉強するのが良いでしょう。定跡書を使った効果的な勉強方法は以下の記事で詳しく解説しています。
苦手な戦型や奇襲戦法はスマホで手軽にチェック!
苦手な戦法への対策は、本を買ってじっくり勉強するよりも、ネットで調べたりソフトを使って検討するなど、軽く勉強しておくだけでも十分初段を目指せます。ソフトを使った検討は、スマホなら「ぴよ将棋」PCなら「elmo」を使うのがオススメです。これらの詳しい使い方は以下の記事で解説しています。
また、ネットで苦手戦法の対策を調べたいときは、このブログでもいくつか解説をしています。このリンクから記事の検索ができるので、よろしければ活用してみてください。
実戦+本で手筋をマスターしよう!
手筋の勉強は、本で覚えるのと実戦で試すのを繰り返すことでマスターしていきましょう。手筋の勉強は、定跡や詰将棋の勉強とかぶる部分もあります。定跡や詰将棋の中から実戦で試せそうな手筋がないか探してみるのも上達の近道です。
詰将棋はただ漠然と解かないこと!
詰将棋を解くときは、ただ単純作業のように問題を解くことのないように注意しましょう。詰みの形を覚えたいのか、読みの力を鍛えたいのか、どんな目的で詰将棋を解いているのか意識しながら解くことで効果は倍増しますよ!
詰将棋を解くことで得られる効果については以下の記事でさらに詳しく解説しています。
また、おすすめの詰将棋の本は以下の記事で紹介しています。
まとめ
- 得意戦法は定跡書でしっかり勉強
- 苦手戦法はスマホで手軽に
- 手筋を覚える
- 詰将棋は3手詰めを完璧に
将棋もうすぐ6年間で3級の振り飛車(石田流、ゴキ中、角交換四間、四間飛車)を指しています。
毎日、終盤力(3~9手詰将棋、1~7手詰ハンドブック、美濃崩し、寄せ、凌ぎを各4問)手筋(振り飛車、相振り、穴熊、端攻めの絶対手筋、囲いの崩し方3種類、囲いの極み矢倉、穴熊、美濃)を1問ずつ
定跡本(指しこなす本石田流、ゴキゲン中飛車、角交換四間飛車、四間飛車、相振り飛車を結果図まで)を読んで学習
難易度上げて、石田流の基本、中飛車11の戦型、ゴキゲン中飛車の基本、なんでも三間飛車で相振り飛車を読んで学習してます
毎日3時間勉強してます。
しかし、ウォーズで3級から昇級しないので(4年間)困ってます
※他の方に聞いて、戦法や勉強方法を絞ると逆に棋力が落ちたので聞きません