将棋のルール

千日手って?

投稿日: 08/25/2018 更新日:

歩美
前回の記事では、将棋の反則を覚えました!
香介
今回は、千日手という特殊なルールについて解説していこう!

将棋の対局には、稀に「千日手(せんにちて)」という状況が発生します。千日手が発生した場合、勝敗の決定などが特殊な扱いになります。

将棋のルール一覧へ戻る

youtubeもやってます
おすすめ記事
Sponsored link

千日手とは

たとえば下の図1のような場合を考えます。飛車を動かして、相手の金将を取ろうとしている状況です。

飛車で金将を取る

【図1 飛車で金将を取ろうとしている】

 

そこで、相手が金将を取られないように横に動かしたとします。

金将

【図2 金将を横に動かした】

 

さらに金将を取ろうと飛車を横に動かします。

飛車

【図3 飛車を横に動かした】

 

相手はまた金将を横に動かします。

金将

【図4 また金将を動かした】

 

さらに飛車を動かして金将を取ろうとします。

飛車

【図5 飛車を動かした】

 

以上図1から図5まで駒を動かしてきましたが、図5の局面と図1の局面が全く同じであることに気が付きましたか?今までの変化をまとめると下の画像のようになります。

千日手

【図6 同じ変化の繰り返し】

 

このように同じ駒の動きが繰り返されることを「千日手(せんにちて)」といいます。正確には、まったく同じ局面が4回現れたときに千日手となります(同じ局面に至るまでの変化の順や、手数などは問いません)。

歩美
要するに、お互いに同じ手を何度も指すのが千日手ってことですね!こうなると永遠に勝負がつきませんね…
香介
千日手になったときは、特殊な扱いになるんだ!

 

千日手となった場合どうなるの?

基本的には千日手は引き分けに

もし対局中に千日手が発生した場合は、基本的には引き分けとなります。

香介
プロの将棋では、引き分けにはせずに先手と後手を入れ替えてもう一度対局するよ!

連続王手の千日手は、王手をかけている方が負けに

たとえば以下の図7のような変化で千日手となったとします。

連続王手の千日手

【図7 連続王手の千日手】

 

この変化では、片方のプレイヤーが連続で王手をかけています。この場合、王手をかけている方が負けとなってしまいます。

そのため連続王手で同じ局面が複数回現れそうな場合は、王手をかけている側が手を変えなければ負けになってしまいます。ただし手順中に1手でも王手でない手が含まれていれば負けにはなりません。

歩美
無意味に相手の王様を追い掛け回すような手は反則になっちゃうんですね!

 

Sponsored link

プロの将棋では先手と後手を入れ替える!わざと千日手にも!?

プロの将棋では、千日手が発生したら先手と後手を入れ替えて指し直すのが基本です。先手番で指していた棋士は後手番に、後手番で指していた棋士は先手番になって最初から対局をやりなおすのです。

補足
わざと千日手に!?

将棋は、後手に比べて先手の方がわずかに有利とされています。初心者同士の対局では先手と後手の差はほとんどありませんが、プロレベルになると1手の差が勝負に響くことも多くあります。そのため、後手番で指している棋士は、わざと千日手を狙って先手と後手を入れ替えた指し直しにしようとすることも多くあるのです。

香介
局面によっては、千日手にした方が指し直したときに有利になったり不利になったりするよ!プロの将棋では千日手をめぐる駆け引きも面白さの一つだね!

将棋のルール一覧へ戻る

 

まとめ

香介
今回は、千日手になったときの扱いについて解説したよ!
歩美
次回の記事では、入玉という特殊なルールについて解説します!

将棋のルール一覧へ戻る


-将棋のルール

執筆者:

youtubeもやってます

関連記事





comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です