矢倉戦法

ツノ銀雁木の手順と組み方

投稿日: 09/09/2019 更新日:

歩美
最近雁木が流行ってますよね!私も真似して組んでみたんですが、組んだ後の攻め方がわかりません!
香介
今回の記事では、雁木に組んだ後の攻め方を解説していくよ!

今回の記事では、雁木戦法で使える攻めの手順を解説していきます。

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香介
今回の記事は、マイナビ出版の「新型雁木のすべて」を参考にしたよ

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歩美
それでは雁木戦法の指し方を教えてください!

 

ツノ銀雁木vs矢倉の基本形

テーマ図

【図1-1 ツノ銀雁木の基本形】

【図1-1 ツノ銀雁木の基本形】

図1-1は、先手がツノ銀雁木に組んでいるところです。一方の相手は矢倉囲いに組んでいて、今回はこの局面から先手がどのように攻めていくのか見ていきたいと思います。3七に桂馬が跳ねているのがポイントで、桂馬が攻めの要の駒になっていきます。

香介
ツノ銀雁木の基本形への組み方は以下の記事を参考にしてね!

 

攻めのパターン① 角を引いて使う形

5筋の歩を突いて引き角に

図1-1からの指し手
△7四歩、▲5六歩、△7三銀、▲6八角(図2-1)

【図2-1 角を引いて使う】

【図2-1 角を引いて使う】

図1-1から、まずは角を引いて攻めに使う形を見ていきます。▲5六歩と突いておくことで角を引いたあと角が動けるスペースを作っておきます。

▲4五歩が基本の仕掛け

図2-1からの指し手
△3一玉、▲4五歩、△同歩、▲同桂(図2-2)

【図2-2 ▲4五歩からの攻めが基本】

【図2-2 ▲4五歩からの攻めが基本】

▲4五歩から攻めていくのが雁木の攻めの基本です。ここで桂馬を跳ねて相手の銀を狙っていきましょう。

歩美
▲3七桂と跳ねていた手が活きてきましたね!

角交換なら雁木が指しやすい

図2-2からの指し手
△4四銀、▲2四歩、△同歩、▲同角、△同角、▲同飛、△2三歩、▲2九飛(図2-3)

【図2-3 角を捌いた形】

【図2-3 角を捌いた形】

相手の銀が逃げたら、▲2四歩から角を捌きに行きます。角交換した後は▲2九飛と奥まで飛車を引いておきましょう。これで相手から角を打たれるスキがない一方で、こちらからは▲7一角などの角打ちを狙えます。雁木は基本的に角打ちに強い陣形で、角交換に有利と覚えておきましょう。

香介
ちなみに△4五銀と桂馬を取られても、▲4六歩で相手の銀が死ぬから問題ないよ!

 

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攻めのパターン② 角のラインで攻める形

相手の矢倉囲いの完成を待ち、角道を開ける

図1-1からの指し手
△7四歩、▲5六歩、△7三銀、▲7九玉、△3一玉、▲2九飛、△2二玉、▲6五歩(図3-1)

【図3-1 角道を開ける】

【図3-1 角道を開ける】

図1-1に戻り、別のパターンの攻めを見ていきます。今度は相手が矢倉囲いにガッチリ囲うまでこちらも陣形を固め、▲6五歩として角のラインを開けます。

歩美
さらに陣形を固めるなら、▲8八玉~▲6八金なんて手もありそうです!

▲4五歩から、3筋と2筋の歩も切る

図3-1からの指し手
△7五歩、▲同歩、△同角、▲4五歩(図3-2)

【図3-2 やはり▲4五歩から仕掛ける】

【図3-2 やはり▲4五歩から仕掛ける】

相手は△7五歩から攻めてきますが、構わずこちらも▲4五歩と仕掛けていきます。この局面では、あらかじめ▲2九飛と引いているおかげで、△3九角成という手を消していることにも注目です。

図3-2からの指し手
△4五歩、▲2四歩、△同歩、▲3五歩、△同歩(図3-3)

【図3-3 歩を3枚切る】

【図3-3 歩を3枚切る】

▲4五桂と跳ねていきたいところですが、その前に2筋と3筋の歩も切っていきます。一見すると狙いがわかりにくいですが、さらに進めていきましょう。

歩美
うーん…?この後どう攻めるんでしょうか??

最後は十字飛車で勝勢に

図3-3からの指し手
▲4五桂、△4四銀、▲同角、△同金、▲2四飛(図3-4)

【図3-4 角を切って十字飛車】

【図3-4 角を切って十字飛車】

▲4五桂、△4四銀に対して、▲同角と切る手が成立します。▲2四飛と走れば王手金取りになり先手勝勢です。なお角を切らずに▲2四飛~▲4四飛と飛車を切っていく手もありますが、雁木は角打ちに強く飛車打ちに弱い陣形なので良い手とは言えません。

香介
この攻め筋は位角左美濃急戦でも見られる順だね!ちなみに左美濃は飛車打ちに強く角に弱い陣形だから、飛車を切っていく順が指されるよ。

 

攻めのパターン③ 右四間飛車から攻める形

右四間飛車に構える

図1-1からの指し手
△7四歩、▲5六銀、△7三銀、▲7九玉、△3一玉、▲4八飛(図4-1)

【図4-1 右四間飛車に構える】

【図4-1 右四間飛車に構える】

図1-1に戻り、最後は右四間飛車の攻め筋を見ていきます。▲5六銀と腰掛け銀に構えて飛車を4筋に回るのが右四間飛車の陣形です。

歩美
右四間飛車の攻め筋は以下の記事でも解説しています!

やはり仕掛けは▲4五歩

図4-1からの指し手
△2二玉、▲6五歩、△1四歩、▲1六歩、△6四歩、▲4五歩(図4-2)

【図4-2 角道を開けて▲4五歩】

【図4-2 角道を開けて▲4五歩】

▲6五歩と角道を開けてから▲4五歩として仕掛けていきます。なお、▲1六歩と突く手は、どこかで△1五角と出られる手を消しています。△1五角と出られる順は右四間飛車の弱点なのでしっかりケアしておきましょう。

角を切って攻めが続く

図4-2からの指し手
△4五歩、▲同桂、△4四銀(図4-3)

【図4-3 攻めの後続手はないか?】

【図4-3 攻めの後続手はないか?】

図4-3は▲4五桂と跳ねていった局面です。▲4四銀で攻めがなくなっているように見えますが、なにか後続手はないでしょうか??

図4-3からの指し手
▲4四角、△同金、▲5三銀(図4-4)

【図4-4 角を切って攻めを続ける】

【図4-4 角を切って攻めを続ける】

図4-3から角を切って攻めていく順がありました。これで雁木側が優勢な局面になります。

香介
とにかく陣形のバランスが良く、角に強いのが雁木の特徴なんだ!角を切って攻めても反動が怖くないよ!

 

まとめ

香介
今回はツノ銀雁木の攻め手を解説したよ!ポイントをまとめよう!

POINT

  • ▲4五歩からの仕掛けが基本
  • 角を引いて角交換を狙う攻め
  • 角のラインを通した攻め
  • 右四間飛車での攻め
歩美
いろんな攻め筋がありましたね!早速雁木を使ってみたいです!

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