手筋

銀将の手筋と使い方

投稿日: 10/18/2018 更新日:

将棋の上達のためには、駒の使い方を知る必要があります。それぞれの駒の特性を正しく理解すれば、初心者の方でも勝率がグッとアップすること間違いなしです。

香介
今回は銀の使い方と手筋を解説するよ。
歩美
銀って攻めにも守りにも使いやすい駒ですよね!

今回は銀将の基本的な使い方と、銀を使った3つの手筋「割打ちの銀」「桂頭の銀」「腹銀」について解説していきます。

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銀は1枚を守りに、1枚を攻めに使うのがセオリー

将棋の対局開始時点で、銀は盤上に2枚ずつあります。ここで1枚の銀は玉の近くにくっつけて守りに、1枚の銀は前に繰り出して攻めに使っていくのがセオリーです。

香介
「攻めは飛角銀桂」「玉の守りは金銀3枚」なんて格言もあるね!

たとえば、初心者によく使われる戦法である矢倉棒銀と四間飛車の駒組みを見てみましょう。

矢倉棒銀

【矢倉棒銀】

四間飛車

【四間飛車】

歩美
銀は攻めにも守りにも使えるオールマイティな駒なんですね!

 

銀は千鳥に使え!!ナナメに動かして使おう

銀の動かし方を確認しましょう。

銀の動かし方

【銀の動かし方 ナナメに動ける】

上図のように、銀はナナメ方向には自由に動くことができる一方、縦横方向の動きは得意ではありません。横と後ろには動くことができません。銀はこのナナメの動きを最大限に利用し、ジグザグに使うのがよいでしょう。

香介
銀は千鳥に使え」って格言もあるね。ナナメにジグザグ動かす様を酔っ払いの千鳥足に例えているんだ!

たとえば下のような局面を考えてみましょう。銀を前に出したいのですが、どの方向に進めるのがよいでしょう?

銀は千鳥に使え

【銀をどちらに進める?】

もしここで▲5六銀とまっすぐ進めてしまうと、△5五とを打たれて銀を取られてしまいます。

【前に進めると歩で取られてしまう】

歩美
あちゃ~!銀は前に進むと元の位置に戻れないんですね~。前に進めるときは慎重に!

一方で▲4六銀とナナメ向きに銀を進めれば、△4五歩と打たれても元の場所に逃げることができます。このように、銀を前に出すときはナナメ方向に動くのがよいことがお分かりいただけたかと思います。

【銀は千鳥に使え】

 

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銀の手筋3つ

ここからは銀を使った3つの手筋を紹介したいと思います。どの手筋もすぐに実戦で使えるものばかりですよ。

 

割打ちの銀

割打ちの銀」は、銀を使った両取りの手筋です。飛車や金のように斜め後ろに動けない駒を狙います。

割打ちの銀

【割打ちの銀】

歩美
あれ?でもこの両取りって後手が△5二飛と逃げれば結局ただの銀金交換になっちゃいますよね??
香介
良く気付いたね!割打ちの銀は両取りで駒を取る手筋というよりは、銀金交換して相手の陣形を乱す手筋なんだ!金は大抵相手の囲いの要の駒だから、囲いの駒を1枚剥がしながら飛車のラインをずらす手筋って思っておいた方がいいかもね。

桂頭の銀

相手の桂馬の頭に銀を打つ手筋を「桂頭の銀(けいとうのぎん)」といいます。これで相手の桂馬がどこに逃げても銀で取れる形になります。

桂頭の銀

【桂頭の銀】

歩美
おお~!桂馬が逃げても逃げなくても銀で取れますね!

腹銀

下のような局面を考えてみましょう。すぐに相手玉を寄せることができそうですが、どのように指すのがよいでしょうか?

腹銀

【銀1枚でどうやって寄せる?】

▲3一銀と打って王手してみたくなりますが、△1三玉と逃げられて失敗します。

銀で王手

【銀で王手すると逃げられてしまう】

歩美
こうやってズルズル王様に逃げられてしまう展開…。身に覚えがありすぎます…。
香介
「王手は追う手」っていう言葉があるね。寄せきれないときに下手な王手をかけると逆に王様を逃がす手伝いになってしまうんだ。

ここでは直接王手するのではなく、▲2二銀と打つのが正解です。このように相手の玉の横に銀を打つ手筋を「腹銀(はらぎん)」といいます。

腹銀

【腹銀の手筋】

この腹銀は、次に▲2三銀成の詰みと、▲3一馬 △1二玉 ▲2一銀の詰みを見ています。この2通りの詰みを後手は受けることができないため、腹銀を打った局面で必死となります。

【▲2三銀成の詰み】

【▲3一馬 △1二玉 ▲2一銀の詰み】

香介
ちなみにプロ棋士の豊川七段は、この「腹銀」とスターウォーズの「アナキン・スカイウォーカー」をかけた「腹銀スカイウォーカー」ってダジャレをよく言うね。
歩美
なんですかそのオヤジギャグ……。

 

まとめ

香介
今回は銀の使い方と手筋を3つ紹介したよ!
歩美
割打ちの銀、桂頭の銀、腹銀ですね!どれも実戦で使えそうな手筋ばかりでした!

将棋の上達には、手筋を多く覚えて実戦で使いこなすことは重要です。さらに多くの手筋を学びたいと思った方は、渡辺明先生監修の「将棋・ひと目の手筋」を一読されることをおすすめします。今回紹介した手筋はもちろん、他にも実戦で使える手筋が208も解説されています。

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